2019年12月13日企画会議コラム更新しました!
2019年12月3日演奏楽曲が決定しました!
2019年11月29日ゲストが決定しました!
2019年11月8日指揮者が決定しました!
2019年7月30日9回目の開催が決定しました!
この度、2020年2月29日に、第9回「つながる心 つながる力 みんなでつくる復興コンサート2020 supported by KDDI」を開催することが決定いたしました。
「みんなでつくる復興コンサート」は、KDDI株式会社の特別協賛のもと、2012年から毎年仙台で開催しています。“音楽の力による心の復興”をキーワードに、東日本大震災で被災した方々を応援するコンサートです。演奏は、自らも被災しながら、震災直後から被災された方々のために避難所などで演奏活動を行なってきた、仙台フィルハーモニー管弦楽団。単なる「復興コンサート」ではなく、みなさんから演奏曲目やゲスト候補を中心にリクエストを募り、内容を決定していく、クラシックでは珍しいスタイルをとっています。また、このコンサートを聴くために全国から仙台に集結しよう!と呼びかけ、被災地に足を運んでもらうことも目的としています。
今回も「みんなでつくり続ける」、「忘れない」、「寄り添っていく」想いを大切に、2020年2月29日、9回目の復興コンサートを開催いたします。
第1回は、世界中のトロンボーンニストによる東日本大震災チャリティープロジェクトから生まれた曲「A Song For Japan~日本に捧ぐ歌」管弦楽版を初演。
第2回は、指揮者に青森県八戸市出身の松井慶太さん、ゲストに日本レコード大賞新人賞を受賞した岩手県大槌町出身の臼澤みさきさん、そして宮城県仙台市の宮城三女OG合唱団を迎え、東北のアーティストが集結。
第3回は、仙台フィルと海上自衛隊東京音楽隊のソプラノ、三宅由佳莉さんとの夢の共演が実現。
第4回は、指揮者に三ツ橋敬子さん、ゲストに田代万里生さんを迎えて、クラシックとミュージカルのそれぞれの名曲を演奏する華やかなステージに。
第5回は、非常に高い評価を得ている歌唱力の持ち主、平原綾香さんをゲストに迎え、指揮者の岩村力さんと共に、力強く復興への想いを分かち合いました。
第6回は、ゲストにミュージカルを中心とした幅の広い音楽シーンで活躍中の新妻聖子さんを迎え、会場いっぱいに、その情熱的な歌声をとどろかせました。
また、仙台南高校音楽部合唱団の皆さんと「わせねでや」で共演し、「決して忘れない」という想いをひとつにしました。
2018年3月10日に行われた第7回には、ミュージカル界のプリンス、井上芳雄さんをゲストに、気鋭のマエストロ、田中佑子さんを迎え、息の合った2人がステージと会場を一体にしました。
第8回では半崎美子さんをゲストに迎えました。大井剛史さんの誠実な指揮と半崎さんの心に響く歌声で、会場は涙に包まれました。
そして、9回目となる今回も主催:TBSラジオ、TBC東北放送、河北新報社、 企画制作:OTTAVAという体制で始動。 復興コンサート2020特設サイト(https://minnadetsukuru.com)を中心に、 全国のリスナーの皆様から演奏曲目やゲスト候補など、“みんなでつくるコンサート”のリクエスト募集をスタートしていきます。 特設サイトでは、コンサートプロデューサーのOTTAVA斎藤茂氏による企画会議コラムを展開。地元・仙台だけでなく、全国の皆様の想いが込もった “復興コンサート”を今回も“みんなで”つくって参ります。
公演名 | 「つながる心 つながる力 みんなでつくる復興コンサート2020 supported by KDDI」 |
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■日程 | 2020年2月29日(土) |
■会場 | 宮城県多賀城市民会館 大ホール (宮城県多賀城市中央2-27-1 多賀城市文化センター1F) |
■特別協賛 | KDDI株式会社 |
■出演者 |
演奏:仙台フィルハーモニー管弦楽団 プロフィール
指揮者:松井慶太 プロフィール
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ゲスト:藤澤ノリマサ プロフィール
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■演奏楽曲 | リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」 希望の歌~交響曲第九番~ / 歌:藤澤ノリマサ わせねでや(桂島“うた”プロジェクト) / 歌:藤澤ノリマサ ほか |
■主催 | TBSラジオ / TBC東北放送 / 河北新報社 |
■企画制作 | OTTAVA |
■協力 | 株式会社ビデオプロモーション |
■お問合せ |
TBC事業部022-714-1022(月~金 9:30~17:30) TBSラジオイベントダイアル03-5570-5151(平日10:00~17:00) |
■チケット | 一般発売日:2019年12月21日(土)10:00~ |
■プレイガイド |
◆ローソンチケット 発売日特電 0570-084-621(店頭Lコード:21546) ◆チケットぴあ 発売日特電 0570-02-9949(店頭Pコード:171-836)) ◆イープラス(https://eplus.jp/) ◆多賀城市文化センター/藤崎/仙台三越 ◆TBCホームページ ◆河北チケットセンター 022-211-1189(12/23(月)発売平日10:00~14:00) |
北海道札幌市出身。
音楽番組のプロデューサーとして、東京のFM放送局勤務後、独立。
番組、音楽、コンサーなどの制作に携わる。
2007年、開局と同時にOTTAVAのミュージック・ディレクター、
2014年、OTTAVAゼネラルマネージャに就任。
「行くとこまで行っちゃいましたぁ!」
「燃えちゃいましたねぇ!」
終演後、舞台袖に戻って来られた楽団員の方々が高揚した感じで、口々に話してくれた、2019年3月9日。
大井剛史さんの指揮、仙台フィルハーモニー管弦楽団のベートーヴェン「交響曲第7番」は文字通りの手に汗握る演奏でした。
リハーサルとは全く違うことになった「グイグイ、メラッメラッ」の第4楽章は、まさに燃え上がる8分間。クラシック音楽の醍醐味「特別な演奏が生まれた瞬間に立ち会う喜び」は、あれから5ヶ月近く経った今も、ジワジワと蘇ってきます。
改めまして、3月9日多賀城市民会館に全国からお集まりいただいた皆さん、本当にお世話になりました。
そして、「minnadetsukuru.com(ミンナデツクル・ドット・コム)」をクリック、このサイトを訪れてくださった皆さん、ようこそいらっしゃいました。
「つながる心、つながる力 みんなでつくる復興コンサート supported by KDDI」
このコンサートは、東日本大震災、東北被災地唯一のプロフェッショナル・オーケストラ、仙台フィルハーモニー管弦楽団を応援する音楽ファンが、一年に一度、3月に宮城に集まって、一緒に仙台フィルの演奏を聴かせていただこう、彼らにエールを送ろう、という主旨で、震災から1年後の2012年3月に最初のコンサートが開催され、回を重ねてまいりました。
8回目の今年は初めて仙台市を離れて、多賀城市での開催。
仙台市のお隣とはいえ、仙台駅からは仙石線に20分乗っていただかなくてはならないので、正直なところ前日まで「お集まりいただけるのかな?」という漠然とした不安があったのですが、おかげさまで当日は、ほぼ満員のお客様。
シンガーソングライター半崎美子さんの、深く、暖かいヴォーカルに、最初の曲「種」(石巻市の被災者への応援歌)から早くも、うるうる。歌っている半崎さんも仙台フィルの響きに包まれて歌う喜びに、うるうる。そして後半のベートーヴェンの名演!
何か、生きている喜びを改めて実感させてくれた2時間でした。
仙台フィルの皆さんが、被災者のための「第1回復興コンサート」の開催を発表したのは、震災からわずか13日後の2011年3月24日のこと。
仙台市内宮城野区見瑞寺で2日後の3月26日、無料のコンサートを開催!というニュースとともにホームページに掲載された決意表明を、今年もここに引用させていただきます。
私たちは、被災者に直接音楽を届けることにより、亡くなられた方々を鎮魂し、ご家族や生活を失くされたみなさんを癒し、そして希望の灯をともすことに全力を挙げていこうと決意いたしました。仙台フィルの音色が人々の心、生活、地域の復興に役立つことを期待して。
音楽を必要としている被災地のみなさん、どうか私たちに演奏のご要望をお寄せください。仙台フィルはそのご要望に応えるべく最大限の努力を傾注することをお約束します。(後略)
この「宣言」とともに、仙台フィルの皆さんは東北各地で「復興コンサート」という名の慰問演奏会をスタートしました。オーケストラの皆さんと宮城県内の演奏家の皆さんとが中心となって設立された「音楽の力による復興センター・東北」による被災地各地での演奏会は、震災から8年以上経った今も、ほぼ3日に1度の割合いで、着実に続けられています。
そんな彼ら、仙台フィルハーモニーのメンバーに会って、演奏を聴かせてもらって、大きな拍手とエールを送ろう、という当コンサート、TBC,TBS,そしてOTTAVAのリスナーの皆さんからいただいたたくさんのアンコールの声と、初回からずっと特別協賛をいただいているKDDI株式会社様のサポートによって、この度9回目の開催が決定いたしました。
「つながる心 つながる力 みんなでつくる復興コンサート2020
Supported by KDDI」開催日:2020年2月29日(土)
会場:多賀城市民会館大ホール
2020年はオリンピックイヤー、つまりは閏年ですが、奇しくも4年に一度しかない、2月29日の開催となりました。会場は、「2019」に続き、多賀城市民会館大ホール。東北屈指の優れた音響を誇るこのホールで、仙台フィルの豊かな響きをご一緒に楽しみましょう。
そして例年通り、今年も当ホームページを拠点にして、コンサートの事を一緒に考え、つくっていく、通称「企画会議」を始めさせていただくことになりました。
「みんなでつくる復興コンサート」は、その名の通り、すべてを「みんなで」検討していきます。
演奏曲目の決定、指揮者、ソリスト(ゲスト)などの人選から、プロモーションまで、皆さんからいただくアイディア、ご希望を仙台フィルの方々とともに検討、決定させていただくのです。
貴方の聴きたいクラシックを、貴方の好きな音楽家と仙台フィルの共演で、お聴きになりませんか?
詳細は近日中に、当ホームページにて発表させていただきます。
「みんなでつくる復興コンサート」をよりものにするために、貴方のお力とアイディアをお貸しください。
「2020」もどうぞよろしくお願いいたします。
2019年7月30日
「みんなでつくる復興コンサート2020」プロデューサー
OTTAVAゼネラルマネージャー
斎藤 茂
このコンサートは、みなさんからアイディアをいただき、それを元につくっていくコンサートです。
下の募集フォームボタンよりフォーム開き、項目を選択、ご意見・ご要望をお寄せください。
何時でも、何回でもお送りいただいて問題ございません。
いただいたアイディアは、コンサートプロデューサー斎藤茂による「企画会議コラム」で公開していきます。
今回もみんなのリクエストを演奏してくれる仙台フィル。楽団員の紹介や活動については、こちらからチェック。
仙台フィルハーモニー管弦楽団サイト
2020年3月も、仙台に集まって仙台フィルにエールを送りましょう!