企画会議コラム

斎藤茂 (OTTAVA)
斎藤茂 (OTTAVA) プロフィール

第12回「指揮者は石川星太郎さんに決定!次はゲスト/ソリストをお願いします!」

「minnadetsukuru.com(ミンナデツクル・ドット・コム)」を訪れてくださったTBSラジオ、TBC東北放送、そしてOTTAVAのリスナーの皆様、こんにちは。
「みんなでつくる復興コンサート2017」特設サイトにようこそ!

2011年の東日本大震災、東北被災地唯一のプロフェッショナル・オーケストラ、仙台フィルハーモニー管弦楽団にエールを送る演奏会「みんなで作る復興コンサート」、おかげさまで来年2017年の3月に、6回目の開催が決まりました。

タイトル:「つながる心、つながる力 みんなでつくる復興コンサート2017
                           supported by KDDI」
開催日:2017年3月4日(土)
会場:仙台市 東北大学百周年記念会館 川内萩ホール
出演:仙台フィルハーモニー管弦楽団

このコンサートの大きな特徴は、「演奏会自体をみんなでつくっていく」こと。
毎年、仙台フィル以外の、すべての出演者、プログラムなどは、皆さんからいただくアイディアをもとに決められていきます。
今シーズンの最初の議題、

『“みんなでつくる復興コンサート2017”の指揮者は、どなたにお願いしましょうか?』

こちらには本当にたくさんの方からアイディアをいただき、
最終的に集まった指揮者のお名前は41(過去最高)。ありがとうございました。
そして、そのリストを元に今年も仙台フィルにブッキングを進めていただき、「内定」のご連絡をいただきました。

「みんなでつくる復興コンサート2017」の指揮者は

石川星太郎さんです。

指揮者に、石川星太郎(いしかわ せいたろう)さんが良いです。
国内のみならず、数多くの海外のオーケストラの指揮もしています。
レパートリーも幅広く、素晴らしい指揮者です。
石川さんに お願いしたいなぁ♪


と推薦くださったのは、ぽぽひさん! おかげさまで今回、石川さんが出演を快諾して 下さいましたよ。

まずはマエストロの最新のプロフィールをご紹介します。

指揮: 石川星太郎 いしかわせいたろう
1985年5月27日、東京都三鷹市生まれ。ドイツ・フライブルク国際ピアノアカデミーに2年にわたり参加。東京藝術大学音楽学部指揮科を首席で卒業し、アカンサス音楽賞受賞。藝大在学中より室内アンサンブル集団「アンサンブルシュテルン」、演奏会シリーズ「東京私的演奏協会」を主宰し活発に演奏活動を行い、2007年にはアンサンブルシュテルンを指揮し細川俊夫「恋歌 III」を日本初演した。また2006年以降は武生国際音楽祭(福井県越前市、音楽監督: 細川俊夫)にレギュラー演奏家として毎年出演している。
故ゲルハルト・ボッセのアシスタント指揮者としての任も担い、2013年以降はボッセの後任として神戸市室内合奏団の3月定期演奏会の指揮者を務めている。
国内ではこれまでに読売日本交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、神戸市室内合奏団を指揮。海外では、スイス・ボズヴィル・アンサンブル、フィルハーモニカ・ディヌ・リパッティ・サトゥマーレ、ベルギッシェ・シンフォニカー、ノイエ・フィルハーモニー・ヴェストファーレン、コリアン・チェンバー・オーケストラなどを指揮している。とくに2015年1月ソウル・アート・センターでの「日韓国交正常化50周年記念コンサート」では、日韓のプロによる史上初の合同編成オーケストラの指揮者として韓国側から推薦を受け好評を博した。
レパートリーはバッハの宗教曲から現代音楽まで広範。武生国際音楽祭では国内外の多くの新作初演を行っており、若手作曲家たちからの信も厚い。
これまでに指揮を田中良和、ハンス=マルティン・シュナイト、ゲルハルト・ボッセ、リューディガー・ボーンに師事、ピアノを林達也、ユーラ・マルグリス、トーマス・レアンダーに師事。現在ロベルト・シューマン大学デュッセルドルフ・指揮科に在学中。 2015年ドイツ大学オーケストラ指揮者コンクール(Deutscher Hochschulwettbewerb Orchesterdirigieren)セミファイナリスト。2015年 国際リヒャルト・ワーグナー協会奨学生。

現在31歳の石川さんですが、すでに国内外で幅広く活躍し、実績も積まれておられます。
仙台フィルの皆さんとは、この8月に共演されたばかり。その時の指揮ぶりが大好評だったそうで、今回「みんなでつくる復興コンサート」へのご登場となりました。
仙台フィルの演奏事業部の関野寛(せきのゆたか)さんから、石川さんについてのメッセージをいただいています。

「石川さんは、震災後におひとりで東北の沿岸をレンタカーでまわったとのこと。
実際に目で確かめたかった、とおっしゃっていました。
そのとき感じたことを大事に、今回共演してくださるはずです。
今年の夏、仙台フィルの『マイタウンコンサート』で初共演しました。サクソフォン田中靖人さんとの共演、地元の吹奏楽部との共演を含むステージでした。
若々しく素敵な音楽創りでした。
指揮は見やすく颯爽としていて、演奏者からも好評でした。
再演をまた、という演奏者からの声もあり、さっそく今回実現します。
若く期待されるマエストロとの共演は、仙台フィルとしても嬉しいことです。
毎年迎える震災後の3月、新たな気持ちで、復興の音楽を奏でたいと思っています。」

さぁ、石川マエストロのプロフィールと、仙台フィル関野さんのメッセージをお読みになってどんな曲が直感的に浮かんできましたか?さっそく、新たな議題を提案させていただきます。

『石川星太郎さんと仙台フィルの共演で聴きたい楽曲は、何ですか?』

まずは、メイン・プログラム、コンサート後半に演奏される交響曲や管弦楽曲をご提案いただきたいのですが、いわゆる前プロ(1曲目に演奏される序曲などの短めの曲)でも結構ですので、今、貴方の頭に浮かんだ作品を、すぐに教えてください。

そしてもうひとつの議題は2週間前から募集を開始させていただいた

 『“みんなでつくる復興コンサート2017”に来てほしいゲスト、ソリスト』

こちらにも続々とアイディアが届いています。
先週までにご紹介したゲストのお名前は以下の通り(紹介順、敬称略)。
   反田恭平
   手嶌葵
   藤澤ノリマサ
   平原綾香
   神谷未穂/西本幸弘(仙台フィル・コンサートマスター)
   NAOTO
   本田聖嗣
   新妻聖子

早速、今週いただいたゲスト/ソリスト案をご紹介させていただきます。

新妻聖子さんに一票!
                            (kaze@3amさん)

復興コンサートと銘打つのですから元気の出る歌がいいと思います。ミュージカル俳優ですが元々東京藝大声楽科出身の中西勝之さんがいいと思います。
ガラやジョイントコンサートでもアリアやミュージカル・ナンバーを見事に歌います。カルメンの『闘牛士の歌』を素晴らしく歌ってました。子供らを含めて合唱が盛り上がること大です。
                            (上落合ボーイさん)

先週登場した、話題のシンガー新妻聖子さんに一票入りました。そして同じくミュージカル・シーンで活躍中のバリトン、中西勝之さんの推薦をいただきました。

広響のコンマス佐久間聡一さん!山形出身のはず!
以前に指揮者リクエストした田中祐子さんと最高の漫才してくださると思われます、ふふ
                            (あべこままさん)

2014年から広島交響楽団の第1コンサートマスターを務めておられる佐久間聡一さん。 確かに東北のご出身です(1982年山形県生まれ)。
どうやら演奏だけでなく、トークも人気の方のようですね?ふふ

宮田大さん、千住真理子さん、五島龍さん、のどなたか。ハードル高すぎますか?
                            (アルペンザルツさん)

チェリストの宮田大さん、ヴァイオリニストの千住真理子さん、五島龍さん。お三方とも超売れっ子ですが、決してハードルが高いということはないと思いますよ。コンサートの趣旨にはきっと賛同してくださることと思いますので・・・

NHK少年少女合唱隊の歌声をぜひまた聴きたいです、 きょうカルミナ・ブラーナを聴きました、とても感動しました、そして子供たちの歌声が澄んでいてとても素敵でしたので
                            (ayaさん)

山田和樹さんの指揮で行われた、仙台フィルのオルフ『カルミナ・ブラーナ』特別演奏会、10月13日でした。ayaさんはここでお聴きになった児童合唱に感動されたのですね?

100%無理なわがまま承知の上で、記録だけ残しておきたいので オルガニスト、小島弥寧子さん。
                            (アズキ色さん)

素晴らしいオルガニスト小島弥寧子さん。会場の萩ホールにパイプオルガンがないのが残念です。

東北出身のピアニスト、小山実稚恵さんがイイです。 東日本大震災以降、復興支援を続けられ、被災地に生の音を届けていらっしゃいます。 小山実稚恵さんのピアノ演奏が聴きたいです。
                          (ぷっちーにかぼちゃさん)

小山 実稚恵さん。
そろそろ宮城県出身のアーチストをお招きしてもいい頃ですよね。仙台ご出身で震災直後も何度も足を運ばれ多くの避難所でコンサートを開かれた小山さん。あらためて当時のお話など生の声で伺えたら、、、なんて思います。過去何度も推薦の声が上がってるので OTTAVAのリスナーさんに演奏の素晴らしさはもはや説明不要かと。きらびやかで情熱的な小山さんのピアノコンチェルト、萩ホールで聴いてみたいにゃり!
                            (にゃんごろーさん)

多忙なスケジュールの合間を縫って、この5年、被災地への慰問演奏を続けておられる小山実稚恵さん。
故郷仙台を大切にされている彼女は、ちょうど明日、2006年にスタートした12年間24回のリサイタルシリーズ「音の旅」仙台公演を、日立システムズホール仙台で開催されます。
今回のテーマは「心の歌」、イメージカラーはグレーベージュ。演奏曲はベートーヴェンのソナタ30番、ブラームスの「6つの小品」Op.118にシューベルトのソナタ20番という、まさに心に響くプログラム。地元の方、是非お運びください。

シンガーソングライターの遊佐未森さんを推薦します。
地元仙台のご出身で、東日本大震災「花は咲くプロジェクト」にも参加されています。また、ottavaでも人気のドリーブの「花の二重唱」をカバーして歌っています。ホルストの「惑星」~木星も、平原綾香さんよりも4年ほど早く、歌詞をつけて歌っています。 すでに仙台フィルとは、震災の年の5月に復興コンサートを行なっているという実績もありますので、今度の復興コンサートにもふさわしいゲストだと思います。
                         (ドミートリ・ウマガスキー)

遊佐未森さんも故郷を大切にされ、仙台はじめ東北各地で心の復興支援を続けておられるアーティストです。
その繊細なヴォーカルは、温かい仙台フィルの響きにはぴったりだと思います。来てほしいですね、3月4日。

今週もジャンルを超えて、魅力的なアーティストのご提案がそろいました。本当にありがとうございます。
他にも、まだまだいただいているのですが、続きは次回とさせていただきます。
貴方のアイディアも是非教えてください。

『“みんなでつくる復興コンサート2017”に来てほしいゲスト、ソリスト』

そしてこちらも新たに募集開始!

『石川星太郎さんと仙台フィルの共演で聴きたい楽曲は、何ですか?』

以上2つのテーマへのエントリーをお待ちしています。

このコラムの下にある「応募フォーム」をクリックしてご参加ください。
募集項目のところをひとつ選んでクリックしてください。
「ゲスト」か「楽曲」のどちらかを選んでいただくことになります。
御名前か、ハンドルネームをご記入いただき、ご意見、アイディアを400字以内でお書きください。
そして、 送信する をクリックしていただければ、会議参加、完了です。

この応募フォームには、何度でも書き込めます。思いついたときに、その都度ご自由に、ご参加ください。

頂いたご意見は、毎週金曜日更新の当コラムで、順次ご紹介させていただく予定です。 たくさんの皆様のご参加をお待ちしています。
長くなってしまいました。最後までお読みいただきありがとうございました。

コンサートまで、あと134日!

2016年10月21日
「みんなでつくる復興コンサート2017」プロデューサー
   OTTAVA 斎藤 茂

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このコンサートは、みなさんからアイディアを頂き、それを元につくっていくコンサートです。
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何時でも、何回でもお送り頂いて大丈夫です。
いただいたアイディアは、コンサートプロデューサー斎藤茂による「企画会議コラム」で公開していきます。


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